

名称
THE HIRAMATSU軽井沢 御代田
事業者名
株式会社ひらまつ(東京都)
THE HIRAMATSU軽井沢 御代田について
【プロフィール】
2021 年、「THE HIRAMATSU軽井沢 御代田」は、浅間山南麓に広がる約6万㎡の森に誕生しました。
土地で育まれてきた文化や歴史、日々の営み、あるいは、四季折々に表情を変える自然。
地域がもつこれらの豊かな資源を、ひらまつが育んできた食文化とかけあわせることで新たなオーベルジュを創造します。
レストラン、カフェ、ウェディングの分野で常に新しい挑戦をしてきた「ひらまつ」だからこそできる “感動・歓び・驚き ”、そして “提案 ”にあふれた究極のヌーベル・オーベルジュをこの信州 ・御代田の地で生み出し、 “Stay”にご満足いただくだけではなく、ここでの体験が、その先のお客様の “Life”までもより豊かなものにしていけるような場であることを目指します。
【循環型社会実現に貢献する 事業 ・製品 ・サービス】
- レストランでは、打ち刃物、漆、木工の 3 名の信州伝統工芸職人さんとのコラボレーションによる、 オリジナル「テーブルナイフ」を制作。信州伝統工芸への出会いが主目的であるものの、これにより、一皿ごとに取り換えていたナイフの交換回数も減り、節水、洗剤使用量の減少にも貢献。また、前菜には木曽檜でつくったお箸を提供し、同様の効果が生まれている。
- 循環型農業や有機栽培を行う地元生産者さんと積極的に取引。
- リゾート開発時、上空から敷地を撮影し、森の樹木を最大限活かせるように建物配置をデザイン。
また、伐採した樹木は、乾燥後、施設内の焚き火や館内暖炉の薪木として再利用した。 - 森の散策路には、ウッドチップを敷き、できるかぎり舗装する面積を縮小し、自然の森に馴染む景観を保存。
- 施設内の業務用蛇口と、全客室のシャワーに節水バルブを設置し、10~20%の節水を実施。
- 客室のヘアブラシ、ボディタオル、クリーニングバッグ、は木、麻、不織布を使用。
コットンなどもセットではなく個別のセッティングによりロス削減。
【志向性】
「THE HIRAMATSU軽井沢 御代田」 ホテル ・コンセプト“旅の始まりから終わりまでをフルコースにする、森のグラン ・オーベルジュ ”
ここでは、あらゆる時間が、お客様の美食のために存在しています。
この場所でのフルコースとは、レストランでのお食事だけで終わるものではありません。
その前後に存在する、焚き火を囲む屋外ラウンジでのアペリティフや、客室での温泉時間、スパでのトリートメント、屋外での乗馬、トレッキング体験といったすべての時間を使って味わう“One Stay , One Full-Course”という究極の食体験をお客様にご提供します。
【表現性】
“One Stay , One Full-Course”のメインディッシュ的な存在が、屋外という非日常空間で、いつもよりも五感が研ぎ澄まされた状態で食事をたのしむ 「TableNature ターブル ・ナチュール」です。
オーベルジュであることの価値は、地産地消に加え、その土地の歴史や文化までを食と共にたのしんでいただくことで、そこにしかない唯一無二の食体験をすることだと考えます。
縄文時代から人々の営みがあったこの地で、火を囲んでの食事、満天の星空を見上げながらの食事、美しい木々に囲まれての食事など、プリミティブな体験に、ひらまつクオリティの食をプラスすることで、現代と縄文がつながる、御代田という土地ならではの食体験をご提供します。
【情報伝達性】
開業前から、“旅の始まりから終わりまでをフルコースにする、森のグラン ・オーベルジュ ”というコンセプトのもと、 定期的なプレスリリースの配信、 メディア発表会、メディア現地見学会、VIP試泊、メディア試泊を実施。開業後も、メディアの取材を積極的に受け入れ、新聞、TV、ラジオなどのマスメディア、雑誌、オンラインメディア、富裕層向け会員誌、SNSなどをとおして情報発信を行っています。国内だけでなく、海外メディアにも対応し、国内外での良質なコミュニケーションを心がけています。
また、顧客向けには、公式サイト、インスタグラム、メールマガジン、会員向けアプリやWEBコンテンツなどのオウンドメディアを活用し、情報のアップデートに努めています。
【地域性】
「オーベルジュの価値は、地産地消に加え、その土地の歴史や文化までを食と共にたのしんでいただくことで、 そこにしかない唯一無二の食体験をすること」。
オーベルジュでは、その目的に向けて、日々さまざまなことに取り組んでいます。
地域の生産者さんが育む食材の美味しさを最大限に引き出し、昇華させた一皿。
信州の打ち刃物、漆、木工、3名の職人さんたちと総料理長が創り上げた「テーブルナイフ」や、飯田市の水引職人さんと創ったお祝い用メッセージボードは、食をとおして信州の伝統工芸品に出会うきっかけとなり、より豊かな時が生まれています。
また、ソムリエたちが東信州のワイナリーと年4回企画するワイナリー訪問やサロンテイスティングは、長野ワインを知る好機として人気の企画に成長しています。
【継続発展性】
ブランド価値の維持と向上に欠かせないことのひとつに、地域や生産者さんとの繋がりがあります。
2022年度から、御代田町の小中学校の生徒さんに、フランス料理とイタリア料理の料理長たちが、地元の食材を使った給食を提供する食育の日が設けられています。
「日々目にしている畑などで育つ食材の素晴らしさを知ってほしい」という、シェフたちの思いも重なる食育となっています。
ひらまつは、食の舞台としてポテンシャルの高い土地を探し、その地に根をおろし、食材、人、土地などあらゆる個を尊重しながら、その魅力を極限まで引き出すことで、記憶に残る体験を生み出してきました。
これからも、時代の一歩先を見据えながら、食とサービスを通じて感動を創り出す力をこの御代田でも進化させ、地域の皆
さんにも愛されるブランドに成長していけることを願っています。
分類
しあわせ信州部門