名称
SEEK SPL
事業者名
株式会社信州諏訪ガラスの里(諏訪市)
プロフィール
高精度コンパクト望遠鏡+ルーペ『SEEK』は、ライト光機製作所(1956年に双眼鏡メーカーとしてスタート、高度な光学技術から生み出されるライフルスコープや双眼鏡が、世界のトップメーカーとしてゆるぎない地位を確立した諏訪市を代表する企業)の永年蓄積した品質と技術の信用を基盤に、高品質・高機能な製品として販売が始まりました。
2014年諏訪地域の産業活性化のプロジェクトとして発足したSUWAプレミアム(諏訪地域で開発、製造、制作された商品に対して各種専門家で構成された推進委員によって認定審査を行い、ブランド認定を行う制度)のブランド認定を受け、SUWAプレミアムの商品としての販売に至りました。
SEEKは発売後10年以上を経過し、SUWAプレミアムブランドで販売していくにあたり、更なる販売強化のためのSUWAプレミアムのプロジェクトとして、2017年、諏訪地域の製造者・販売者・デザイナーが集まりリニューアルが図られ、ブラッシュアップが行われました。
ワンタッチ開閉式のSEEKは、重さ46g。サイズは、レンズ露出時W27mm、H56.5mm、D48.5mm、レンズ収納時にはW27mm、H41.5mm、D48.5mmのコンパクトサイズになり、ポケットの中に入れて持ち運べる便利なものです。
このコンパクトサイズのボディーの中に5枚の高性能光学ガラスレンズとプリズム2個を配した明るい画面で、対象物をピント合わせしなくても捉えることができます。
さらに、ボディーを反対に持ち替えてレンズを覗くとルーペにもなり、旅行やバードウォッチングなどのアウトドア、観劇やコンサート、美術鑑賞など、様々な用途に使える単眼鏡です。
現在の市場に適したSEEKへのリニューアルデザインは、販路拡大と一層売れるための商品開発を目的に行われ、カラーリングによる質感の向上、ロゴマークのデザイン、パッケージの改善、しおりの作成等を中心に新たに見直されました。
こだわりのカラーリングは深いメタリックレッドのカブキレッド、神秘的なブルーバイオレットのニンジャバイオレット、高級感あふれるブラックメタリックのスモウブラックの3種とし、高級車のような硬質感のある光沢が魅力です。
ロゴマークのデザインでは、品質の良さと単眼鏡のイメージを盛り込んで、シンプルでスタイリッシュ、尚且つ気品のあるものとし、SEEKのボディーを包み込むパッケージは、展示台を思わせる黒の台座で、中に収めるSEEKが見えるようクリアーのカバーパッケージを採用、さらに吊るして販売ができるよう機能を持たせた高級感のあるものとなっています。
また、しおりはライト光機製作所の匠の技術からなる高性能・高機能が、製品のSEEKに生かされていることをアピールし、実際に使用するとどのように見えるのか、どんな時に使えるのか、操作の仕方と機構の説明をわかりやすくまとめたものとなっています。
このようにブラッシュアップされたSEEKは、ユーザーのワクワク感をくすぐる商品となっています。
分類
NAGANO GOOD DESIGN部門