2011特別賞「大鹿歌舞伎」

名称

大鹿歌舞伎

事業者名

大鹿歌舞伎保存会(大鹿村)

プロフィール

江戸時代から長野県大鹿村に伝わる地芝居(地方で地元の人が演ずる歌舞伎)。

明和4年(1767)の上演記録が残るなど300年の歴史を持つ。集落の神社の祭典に奉納歌舞伎として代々伝承され、独特な芸の型や演目が保存されている。昭和32年に保存会が結成され、盛んに伝承活動が行われ現在に至る。

村内には、幕末から明治にかけて建立された4棟の歌舞伎舞台があり、現在も定期公演に使用されている。平成8年に地芝居の分野では全国初の国選択無形民俗文化財となる。

講評

戦争や大災害でも村人の心の支え・村の宝として続けられ300余年の歴史を持つ。独自の演目や古くからの上演スタイルで観客を魅了する(指向性)(表現性)、定期公演を中心に近年ではTVドラマや映画でも広く発信する(情報伝達性)、平成17年の『日本で最も美しい村連合』加盟に際しては歌舞伎文化の伝承が評価され、平成8年の国選択無形民俗文化財指定や、後継者育成活動・近隣地域との連携活動での(地域性)(継続・発展性)…などの選考基準の項目が評価されました。

分類

地域ブランド

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