2020NAGANO GOOD DESIGN部門入選「あんずウクレレ 」

名称

あんずウクレレ

事業者名

Sumi工房(上田市)

プロフィール

工房主宰者は1977年から弦楽器製作に従事し、1986年に独立しSumi工房を設立。

以来、高品質のギター、マンドリン、ウクレレを国内外のトップギタリストに提供しています。演奏者からは高音質で響きもよくプレイヤビリティーに優れているとの製品評価をいただいています。

国産材・地産材の活用にも積極的に取り組み、エゾアカマツ、ケヤキ・アンズ・クロガキ・クルミ・イタヤカエデ等を使用した楽器も製作しています。ワシントン条約で入手困難な材の置換えにも対応しています。

千曲市産のアンズを使った「あんずウクレレ」を製作し、林野庁補助事業であるウッドデザイン賞2019を受賞、製品全てに国産材を使った「あんずウクレレ科野」を誕生させウッドデザイン賞2020にも認定されています。

【表現、志向性】(理念・概念)

演奏者のウォンツを100%叶えることを理念とし、製品仕様については顧客と入念な打合せを行い製作過程での現場工程もオープンにし仕上げていく方法をとっています。

また、環境活動につながる内容として、地産材、廃材の活用をしています。

ウクレレ材に最適なハワイアンコア、ハカランダは希少材となり入手が困難となってきているので、代替材として地産材の特性(硬さ、比重、加工安定性)を調べ楽器材に適している木を適所に使用することにより、高い音響性と弾きやすさを実現しています。

製品は、大手楽器販売店への納入、ふるさと納税の返礼品としても登録されています。

【地域性】(信州らしさ)

 地域農業者、生産者と連携した地域材を活用した製品づくりを推進しています。

(例)あんずの里千曲市のアンズ材の活用、信濃ぐるみ材、シナノキ等。

分類

NAGANO GOOD DESIGN部門

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